NOVILOG

株式会社ノヴィータが運営するブログメディアです。メンバーのこと、文化や価値観、ノウハウ、様々な活動などについて発信します。

ビジネス課題の突破へ。2023年上期社員総会

ノヴィータ広報担当・NOVILOG編集長 中根です。

2023年上期の社員総会が、先日終了いたしました。今日のブログでは、2023年上期社員総会で発表した内容とその考え方、雰囲気などについてお伝えできればと思います。

社員総会は半年に1回行っていて、会社の重要行事として捉えています。その時々の会社の状況や課題などを踏まえ、メッセージや伝え方を毎回変更しています。社員総会自体は今回で23回目、社員総会のブログは今回で14回目の記載です。

過去の社員総会のブログは、ノヴィータのこれまでの試行錯誤と、組織の変化・成長が詰まっています。ぜひ、ご一読ください。

2016年下期社員総会

2017年上期社員総会2017年下期社員総会

2018年上期社員総会2018年下期社員総会

2019年上期社員総会2019年下期社員総会

2020年上期社員総会2020年下期社員総会

2021年上期社員総会2021年下期社員総会

2022年上期社員総会2022年下期社員総会

ノヴィータでは2020年9月より正式に全メンバーがフルリモートで勤務しています。かつてのように、リアルで集まる総会を模索しておりますが、限られた時間で勤務するメンバーや地方で勤務するメンバーも増えている状況等も鑑み、今回の社員総会もオンライン(リモート)で、7回目の開催となりました。

状況の変化に合わせてやり方を変える

前半パートでは、半年間の経過報告と、2023年下期の方針についてシェアされました。

現在は、「ノヴィータの価値の最大化のために、ブランディングに注力する」という方針にて進めています。生活様式が徐々に戻りつつあるものの、コロナ前とは違う社会情勢にも影響され続け、それもあってビジネス環境も厳しさが増しており、この半年間はノヴィータにおいても困難な状況が続きました。

コロナ禍に突入した2020年上期にも、ビジネス環境の大きな変化で足元の状況が悪くなり、その時も社員総会で危機感を共有し各々でのマーケティング活動を強化。あわせて朝会の開始や改善プロジェクトの組成など、これまでのやり方から変化させていこうと積極的に取り組んだことがありました。

現在に至るまで、コロナ禍をはじめとした社会情勢を見定め、社内の状況も考慮しながら改善を繰り返してきましたが、これまでにない変化が訪れています。私たちが強みとしている運用案件や、お世話になっている既存のお客様のニーズ変化に対応できるよう、これまでよりさらにやり方を変えていく必要性に迫られています。

ニーズ変化に伴うサービス向上の必要性ももちろんありながら、「社外に知っていただく」というところにも一定の課題感があり、重点的に取り組む必要があります。これらの現実と、今後の施策について再確認しました。

マーケティング施策の進展とコーポレートサイトリニューアル

2022年にマーケティング部門を立ち上げ、事業や商材の整理、事業の言語化・可視化に取り掛かっています。現在は、事業単位に定めたマーケティング施策実行に向けた活動と、社内の誰もが事業の内容を語れるような取り組みも並行しています。

目下最もアクティブなのは、コーポレートサイトリニューアルです。秋ごろの公開を目指して、作業を進めております。
前回のリニューアルから5年以上経ち、取り組みや事業ドメインなどの状況にサイトが追いついておらず、サイト構造からの見直しが必要になっていました。
コーポレートサイトなどが整備されると、これらのコンテンツを通じて、他社よりノヴィータにご依頼いただけると得られるメリットを明確に提示できるようになります。NOVILOGなどでテーマごとに記事でお伝えしている内容も、全体をふまえてお伝えできるようになると思います。

コーポレートサイトリニューアルの過程で、現在の状況の整理や会社全体の可視化が進み、これにより事業ドメインごとの個別施策の優先順検討が可能になりました。
その他、事業ごとのホワイトペーパー整備にも着手したり、リーダーがオンボーディング整備の一貫で、サービスや強みの言語化を実施したりもしています。

少しずつ取り組みを進めてきた結果、マーケティング活動を体系的に行うための準備が整ってきています。
今後ですが、コーポレートサイト、NOVILOGをはじめとしたコンテンツマーケティングの継続実施に加え、ホワイトペーパーのさらなる整備、事業ドメインごとの個別施策の着手に取り組みます。各人・各チームの活動で作成した言語化ドキュメントについても、今後は会社として取り出しやすくするようなルールなども検討していきます。

みんなで意見を出し合う「ディベート」ワーク

社員総会で恒例となってきているワークショップですが、今回は「ディベート」をアレンジした内容を用意。少人数のグループに振り分け、さらにそのグループ内でもメンバーを2つのチームにし、各チーム順番にラリー形式で、お題に対して自チームのメリットや、相手チームのデメリット等を発言し、意見を戦わせました。
意見を主張しやすい、反対意見をぶつけていいという認識を持ってもらい、今よりも意見が出しやすい雰囲気になることを目指しました。

討議テーマは「週休2日制と週休3日制、働くにあたってどちらが効率良いか?」という内容です。
(週の総労働時間は同じである・各々が持つ育児等の事情は考慮しない、などの条件をつけて討議しました。また、チーム分けはランダムだったため、本人自身が特定の意見を持っていても、その意見とあっていないチームに割り振られている場合がありました)

このワークショップに関して後ほどアンケートをとったところ、「楽しめた」などのポジティブなコメントが多くあり一定の効果があったようです。ただ、意見を主張しやすい、反対意見をぶつけていいという認識を目指したという元々の目的に立ち返ると、やはり1回やったきりでは大きな変化は得られず、根気よく対応していく必要性も実感しました。
ワークショップ企画側で2回ほどテストを行って当日実施したものの、メンバーの状況や関係性などもあり「若いメンバーでも意見を出しやすいような発言順の考慮がさらにあると良かった」「週休2日制は現在多くの企業で実施されている状況を鑑みると、週休3日制はまだまだメジャーではなく、意見の出しやすさがフェアでなかったかもしれない」などの反省点も挙げられました。

とはいえ、現在のような困難な状況には、皆が闊達に意見をする環境づくりが欠かせませんので、ひとつの機会としてやった甲斐があるコンテンツであったと考えています。今後も、社内の状況をふまえ、組織に必要な環境整備を様々な面から推し進めていきます。

 

その他、社員総会で話された内容の一部をご紹介します。

  • マーケティング施策から派生する制作の相談が増えていること。
  • クライアント側で潜在化している課題を抽出できるよう、ビジネスモデルについて学習していること。
  • 部門双方の粗利アップに繋がる連携強化を目的とした会議を設置し、案件状況の情報交換を行っていること。
  • 新規事業の取り組み多様化に伴う、バックオフィス業務の増加と多様化に対応していること。
  • 生産性向上につながる労働環境整備として、就業規則の最適化に取り組んでいること。
  • 個人情報保護体制の強化に向け、情報管理規程が完成したこと。個人情報保護規程など規程づくりも継続中、個人情報の運用フロー構築対象も残っているため継続的に取り組んでいること。
  • NOVILOGの事例取材を強化する中で、オンラインで済ませず取材先に直接足を運ぶことで、お客様のニーズを拾う機会としていること。
  • 就業経験のないメンバーが入社したため、既存の新卒研修をアレンジしてプログラムを実施したこと。
  • 地方自治体等を通じて提供するデジタルマーケティング講座運営の規模が拡大しているため、受注活動および講座運営のフロー整備に取り組んでいること。
  • ラシクが2月にサイトリニューアルを行い、関係者で振り返りの後、プロジェクト管理のやり方について知識を深めたこと。また、読者アンケートを行ってペルソナやカスタマージャーニーの整理を進めていること。
  • CAREER MARKでは、企業認知のための発信を強化しており、ウェビナーなどに取り組んでいること。あわせて、コミュニティ活動の発展のためにtoC向け新サービスを準備していること。

 

自身でもWebを活用し、ビジネス課題を突破する

コーポレートサイトサイトリニューアル、ラシクのサイトリニューアル、言語化などにおいて、横断的なコミュニケーションが増えてきたことは、この半年間を含めた最近の大きなトピックスです。
ここ数年、社内連携の試行錯誤を経て、専門分野が違うことによって話しかけにくい・相談をしないなどの「壁」は随分なくなったと思います。

ただし、社会情勢や会社をとりまく状況が変化し続けています。連携の壁がなくなったことを機会とし、お客様のニーズにあった、よりビジネス課題を解決できるようなご提案やサービスを提供できるようにならなければと決意を新たにしました。

そのためには、事業に必要な要素を広く捉え、関係する分野を狭いものと思わないでもっと社内で連携する必要があるし、社外の方々に、ノヴィータができること・やっていることを言語化して広く知っていただく必要性があります。

今後、リニューアル後のコーポレートサイトでぜひお伝えしたいことですが、この場をお借りし、先んじてご紹介します。

 

  • 自社の18年の経営を活かし、中小企業の方々のニーズに合ったサービスを強化していきます。あわせて、中小企業として事業継続を行うべく環境づくりに取り組んできたノヴィータのノウハウも、サービスとして提供していきます。

 

  • 中小企業の方のご相談では、「運用しやすいサイト」としてWordPressなどのCMSや、「商品を販売するサイト」としてECサイト・カートシステム導入のニーズが高いので、重点的に取り組んでいきます。継続発信に悩まれているお客様に向けては、8年以上運営しているラシクなどのリソースを活かし、コンテンツ制作のご提案をすすめていきます。

 

  • 代理店のご担当の方に向けては、制作の際などに困ったら相談していただけるようなコミュニケーションを強化していきます。ノヴィータは、「どこから手を付けたらいいか分からない」ところから課題を分解して伴走していくスタイルや、「大規模サイトであっても管理を徹底し、安定・確実に運用できること」を得意としていますので、そのようなキーワードが思い浮かびましたらまずはご相談いただければと思います。

 

  • いずれにしても、お客様とのコミュニケーションを大切に取り組みます。お悩みがあったら「ノヴィータに相談しよう」と思っていただけるような、相談してよかったと思っていただけるようなアウトプットや関係性を目指します。その中で、ノヴィータ側からもよりよくするためのご提案や、ノヴィータの他実績についてご紹介もさせていただきたいです。

 

  • アウトプットは属人品質ではなく、チーム品質として体現していきます。チーム品質の向上および平準化をすすめるための仕組みづくりに取り組み、得られたノウハウはNOVILOGでの発信、および事業継続支援事業のサービス提供などに活かします。

 

楽観視できない状況ながら、こういう時にWebなどを最大限活用し自社のビジネス課題を解決していくことこそ、その実体験をもってお客様へのサービス向上ともなりえると思います。引き続きご指導ご鞭撻を賜りたく、もし良いと思っていただけるようであればぜひ、ご相談もお寄せいただけますと幸いです。

 

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コーポレートサイトもぜひご覧ください。

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