NOVILOG

株式会社ノヴィータが運営するブログメディアです。メンバーのこと、文化や価値観、ノウハウ、様々な活動などについて発信します。

皆で考えて坂を上がる。2019年上期社員総会

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ノヴィータ広報担当 中根です。

2019年上期の社員総会が、先日無事に終了いたしました。今日のブログでは、2019年上期社員総会で発表した内容とその考え方、雰囲気などについてお伝えできればと思います。

社員総会は半年に1回行っていて、会社の重要行事として捉えています。その時々の会社の状況や課題などを踏まえ、メッセージや伝え方を毎回変更しています。社員総会自体は今回で15回目、社員総会のブログは今回で6回目の記載です。

2016年下期社員総会のブログ2017年上期社員総会のブログ2017年下期社員総会のブログ2018年上期社員総会のブログ2018年下期社員総会のブログには、ノヴィータのこれまでの社員総会における試行錯誤と組織の変化が詰まっています。ぜひ、ご一読ください。

自分とチームに対する顧客の期待に向き合う

午前は職種ごとのチームに分かれてワークショップを行いました。まずはアイスブレイクとして「ペーパータワー」に挑戦。ペーパータワーとは、20枚ほどのコピー用紙を使って折ったり重ねたり(貼ったりなど別のものを使うのはNG)し、10秒以上崩れず、かつ最も高く積めたチームが勝利するゲームです。日頃の業務では、このような対決をすることはほとんどないため、なかなかに白熱。一番高いところで140cm超、低いところで0cm(倒れてしまった)でした!

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ペーパータワーでチーム戦が白熱したところで、メインのワークショップへ。アセスメントにて洗い出されたそれぞれの強み、弱みの結果をもとに、「顧客が、自分とチームに期待している能力(=すなわち、必要とされている能力)」について議論しました。

人間は誰でも、強みと弱みがあるものです。本人自身が、自らの努力により自らを鍛えていくためには、自分の強み・弱みが何かに気づく必要があります。もし弱みに気づいていれば、その弱みを出来るだけ出さないようにすることで、顧客・上司や仲間とのコミュニケ一ションが円滑となり、本人の仕事力が向上していくという考え方です。

何より、我々はチームで仕事をしています。なので、チームメンバーの相互理解で補完関係を作ることが可能です。戦うべきは同僚ではなくライバル社である、という考え方のもと、チームで補完関係を作るための助けとしてアセスメント結果を活用します。

メインのワークショップでは、アセスメント結果にある複数の能力(能力特性)から、まずは個人それぞれが自分の職種で最も期待されていると思うものを3つ選び、その後チーム内で集計。「最も票の多い(顧客から求められている)能力を伸ばすためには何をすればよいか?」を話し合い、チームで1つのアクションを決めました。

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それぞれのチームが大事にする能力は、以下となりました。

ディレクター:論理力(概念や仕組みを構造的に筋道をたてて全体感を持って把握、説明できる力)

デザイナー:表現力(自分の意図や心情を会話や文章でわかりやすく的確に伝達できる力)

フロントエンドエンジニア:課題形成&解決力(目標と現状の隔たりを理解して適切に課題抽出、解決までの手順を考え取り組む力)

経営企画:状況理解&判断力(自分や相手が置かれている状況を正しく理解し、適切に判断し対応していく力)

情報システム、インフラエンジニア:コミュニケーション力(自分の意見や考えをわかりやすく伝えたり、相手の意図を正しく理解し円滑な交流をはかる力)

営業:課題形成&解決力(目標と現状の隔たりを理解して適切に課題抽出、解決までの手順を考え取り組む力)

「価値を高める」に邁進した半年の振り返り

午後は、全社・各部署の半年間の活動について報告を行いました。

2019年は「会社や社員の価値を高める活動を増やす。そのために振り返りも強化していく」方針にて進めていますが、半年過ぎるところでどのようなことがあったか、後半の半年間はどうしていくかの共有がなされました。目指すのは「価値向上」であり、それを実現させる手法においては計画通りにやっていたり、手を付けてみたが効果がなさそうなので変えてみたりなどしているようで、振り返って改めて今後半年に何をやっていくかを宣言していました。

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チームのバリューを決め、それに基づいた半年間の計画を説明

上期(2019年前半)は、価値を高めるために振り返りとインプットに重きを置くことになっていました。その一貫として、職種のバリューを決めて3月ごろに社内共有をしたのですが、その内容を今一度全社で振り返りました。

振り返りは職種ごとで行い、バリューも職種ごとで決めているのですが、ただ作っているだけでは終わらせない、なぜ作るかに立ち返ってその先にある効果を目指していきたいという姿勢が共通しているように思えました。「作るだけで終わらない」(ディレクター)、「今よりちょっと良くする」(デザイナー)、「WEB上のユーザー体験向上に貢献する」(フロントエンドエンジニア)など。また、営業チームにおいては、個人・チームのスキルアップの更に先として、チームで最大の力を発揮している状態を常に継続させることを目指すとし、それにより業務対応を安定化させ、さらに広い視野を得るというイメージを共有していました。職種やアプローチは違えど、チームごとに作ったバリューでもより高い目線を持ちたいという共通項があるのは、ノヴィータが単なるWEB制作の会社という目線ではなく「課題解決」に取り組んでいる会社という自覚があるからではないかと思います。

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社内の見えにくい取り組みや、投資の活動を今一度社内に説明

目の前の売上に直結はしないが今後のノヴィータを形作り、ゆくゆくはブランドや売上につなげていきたい投資的な活動も、今年に入ってますます広がってきています。そのいくつかについて、社内でも部分的には共有していますが、あらためて理解してもらいたく説明がなされました。

発表したものの中で最も古い取り組みで、2015年から運営している、働くママ・パパ向けメディア「LAXIC(ラシク)」。そして、その取り組みから派生し、ママや女性が働きやすい職場づくりのノウハウを地方の雇用創出につなげている豊岡事業所の開設(および、豊岡勤務者が行っている業務)について説明がありました。その2つの報告以外にも、他の場所での地元活性化や産学連携など、社会の課題解決に向けて取り組んでいけないか社外の方とお話を進めているものがあり、その詳細についても報告。このまま進んでいけばとても面白くなりそうなものも多くあり、調整ついて形になったらぜひ、社外にも広く知っていただけるようにしたいです。

その他、昨年より進めている情報発信のプロジェクト、および2016年から形を変えながら進めているリーダー層向けの研修の取り組みについても、今一度社内で取り組みを知ってもらいたく発表しました。表面の部分だけ見れば社員自身には関係がなさそうに見えるものですが、狙いとしては社員自身にも還元していけるようにと設計して進めていることを説明しました。

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フルリモートワークメンバー向けに、初の中継を実施

また、フルリモートワークにて勤務し、どうしても東京での社員総会出席が難しいメンバー向けに、初の試みとして社員総会の中継を行いました。月1回、月次報告会・LT大会を中継してはいますが、実は社員総会では初めて。次に活かしたい改善点はいくつかありますが、普段はどうしても部分的にしか社内のことを伝えられない場合も多いため、雰囲気を感じてもらえる機会になったようです。

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豊岡勤務者より一言、感想をスピーチしてもらっている様子

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豊岡勤務者のコメントを聞いている最中の様子

飛躍のために、知恵を出し合って坂を上がる

ノヴィータは今年「価値向上」を掲げていますが、今取り組んでいる価値向上は「あるものにプラスして縦幅を増やす」だけではないなと思っています。まだまだ説明が尽くせていませんが、縦幅をプラスするのに加えて、今はまだ目立っていないがこの先に重要になりそうな価値を、横幅を広げて新しく作ろうともしています。

Wantedlyブログでも時々触れてきましたが、これまで、組織づくりのため社内でいろいろな取り組みを実行し、将来の効果を高めるために試行錯誤し続けてきました。また、成功・失敗・改善してきたことを踏まえ、パターンを見出して仕組み化し、より効果的に働くようブラッシュアップをし続けています。

それぞれの部署で、「お客様の課題解決」やそのための高い目線を持つことを目指し、今よりよくなるよう様々な取り組みを試みてきたことがだんだんひとつに集約されてきていて、個人的にはそれがまさに「知恵を出し合って坂を上がっている感じ」だなと思っています。手応えとしては、あともう少しでひとつの坂を登りきれるのではないか…という期待です。2019年、後半も引き続き駆け抜け、坂を登り切り、新しい何かが掴めるように取り組んでまいります!

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