NOVILOG

株式会社ノヴィータが運営するブログメディアです。メンバーのこと、文化や価値観、ノウハウ、様々な活動などについて発信します。

ピンチがチャンスに。2020年下期社員総会

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ノヴィータ広報担当 中根です。

2020年下期の社員総会が、先日無事に終了いたしました。今日のブログでは、2020年下期社員総会で発表した内容とその考え方、雰囲気などについてお伝えできればと思います。

社員総会は半年に1回行っていて、会社の重要行事として捉えています。その時々の会社の状況や課題などを踏まえ、メッセージや伝え方を毎回変更しています。社員総会自体は今回で18回目、社員総会のブログは今回で9回目の記載です。

 

過去の社員総会のブログは、ノヴィータのこれまでの試行錯誤と、組織の変化・成長が詰まっています。ぜひ、ご一読ください。

2016年下期社員総会

2017年上期社員総会2017年下期社員総会

2018年上期社員総会2018年下期社員総会

2019年上期社員総会2019年下期社員総会

2020年上期社員総会

 

ノヴィータでは9月より、全メンバーがフルリモート勤務に移行しています。コロナ禍を受けての在宅勤務推奨は、2月上旬から行っていました。もともと2017年からフルリモートワークを受け入れていたことが幸いし、推奨開始時のみならず数ヶ月継続しても業務上の大きな混乱はなく、生産性も変わらなかったことを受けて、6月に全社フルリモートへの移行を社内周知(社外周知は8月)。そして現在に至るまで1年近く、常時8割以上がリモートです。

前回6月の社員総会に引き続き、今回の社員総会もオンライン(リモート)での開催となりました。普段が常時リモートだからこそ、感染対策をしながら一部の人だけでもリアルで集まれるようにと模索したのですが、寒くなってからの急激な感染拡大を受けて今回もリモート開催になりました。

オフィスも縮小しましたので、密を避けるために運営側もオフィス・自宅と分かれて開催。トラブルが少々ありましたが、大きな混乱はなく、現状と課題を再確認し、半年を称え合った総会となりました。

 

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リモート推奨期間に生産性が変わらなかったため、全社リモートへ移行。

結果的にオフィス縮小という手段が取れた。


ピンチに向き合ったら、チャンスに変わった

前半パートでは、この半年間の振り返りと、来年の方針についてシェアされました。

前回6月の社員総会では、コロナ禍の影響を大きく受け数値が落ち込んでいる現状を全社で共有。直近は全社挙げて、マーケティング活動に注力する方針が発表されています。

「適切な」危機意識を持って下期を過ごしていくため、7月に入って早々に決起会を実施、迅速に数値情報を皆に伝えていく仕組みとして毎週15分の全社朝会を開催するなど、現在の数値共有・状況共有を密に行ってきました。その情報を踏まえた各自の挑戦や試行錯誤が実を結んでおり、下期の数値は大きく回復。10月~12月期は、目標達成するまで立て直すことができています。

また、この困難な状況に立ち向かいながら、それぞれのメンバーにも変化があったように思います。後ほど少し触れますが、この状況を打開していくため、どのメンバーも等しく、持ち場で頑張ったといえます。1つ1つ報告される案件名やエピソードから、「この人が頑張ったな」「この人の活躍があったからだな」と、いろいろなメンバーのことが思い浮かぶような報告が聞けました。

 

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社員総会で話された内容の一部をご紹介します。

  • 既存顧客へのこまめなご連絡(ご連絡をきっかけに、ご相談をいただいたお客様には感謝しかありません)。そして新規でお取引するお客様には、着実な納品でご満足いただくことを目指す。
  • 既存顧客への自主提案が、先方のデジタルマーケティング体制の見直しを促したケース。目先にとらわれない関係の構築。
  • 各人の頑張りと、数値への連動。引き続きロギングを繰り返し、今後、効果の高い施策・効果が少ない施策に振り分けるなど、見直しをかけていく。
  • 社外発信の積極的な取り組み。広報への情報連携、コンテンツ執筆、取材協力、ブログへの入稿、動画編集など。
  • マーケティング活動のブラッシュアップと、商材開発の強化。新規商材に予算を振り分ける。


ノヴィータは約15年間、制作等を通じて、顧客の価値向上について常に考えてきました。そしてこの半期で自分たちの強みに向き合い、何をしたらノヴィータを知っていただけて、自分たちがどうサービス提供すればお互いに価値が増幅するのかを、考え抜く機会となりました。

 


それぞれの立場で、何十通りの挑戦と改善

後半は、年に1回行っている「クリエイティブアワード」の結果発表。ビジュアルや形ではなく「会社・チーム・顧客にとって創造的であったこと」かどうかが基準です。この1年にあった個別の取り組みの中から皆の投票で決定し、票を多く集めた取り組みについてシェアされ、皆でお互いを労いました。

まず大きな注目を集めたのは、9月から正式に移行した全社リモートの対応。組織全体でリモートワークのリテラシーが高かったとはいえ、全社リモートをスケジュールどおりに実現するには苦労もあったようで、その内容がシェアされました。例えば、リモートワークで使う機器類を追加購入しようとしたところ、代理店さまがこのご時世もあって注文殺到していてスケジュール通りにいかず、急遽別の代理店様にお願いしたり。物品の貸与(メンバー宅への発送)で出社をしたり、ルールを作ったりなど、見えにくいところを緻密に設計し、段取りをしてくれていました。

ノヴィータのバックオフィスでは、電子契約システムの導入などできるだけの電子化を行いつつ、「本当に出社しないとできないのか」という視点で常に業務フローを見直し、通常業務の安定運用と極力のリモート勤務を両立させています。また、全社リモートという状況を受けて、リアルで会うような密なやりとりをできるだけ再現すべく、ソフト面・ハード面の改善を常に続けています。

 

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マーケティング活動に注力するとともに商材開発を強化しており、そのひとつとしてデジタルマーケティングの商材開発を行っていますが、この取り組みも多くの票を集めました。この動きがあったからこそ、マーケティング活動を「全社で」行えているといっても過言ではありません。様々な関係者を巻き込んで進めてきたこのプロジェクト、2年前までデジタルマーケティングのことを何も知らなかった豊岡事業所メンバーの貢献も大きいのです。地方の女性・ママさんがデジタルマーケティングを学ぶことで働き方が変わり、ビジネスの大きな力になっていく事例はきっと他社様のご参考にもなるはずですので、ぜひ別の機会でもご紹介したいと思っています!

 

その他、100本以上ものLPを更新しながら密に連携をとって管理運用している案件のこと、まだまだ経験の浅いメンバーが難易度の高い中チャレンジし納品まで持っていった案件のこと、新規顧客からの案件獲得をそれぞれのやり方でトライしていること、リモートワークや取引増加に伴うバックオフィス整備などが上位を占め、各担当から裏話などコメントがシェアされました。

 

このクリエイティブアワード、全24プロジェクトもの中から上位を決めました。昨年の倍くらいの数です。内容も、新規制作案件から継続運用案件、バックオフィス、新規商材開発、数年続いている取り組みのブラッシュアップなど、リモート勤務だったとは思えないくらいの取り組み量と幅の広さが見えました。このアワードを通じて、自社が持つ価値を見つめるのに大きなヒントをもらえた気がします。

また、これらお互いの頑張りについて、リモート開催だけれどもしっかり気持ちを分かち合うことができたのも、ノヴィータの強みとして今後さらにご紹介していきたいことのひとつです。

 

お客様の課題解決に、「経験」をもって先導できる組織へ

半年前の社員総会ブログにて、「お客様と共に、コロナ禍を乗り越えられる」ソリューション提供を目指していること、そして、この壁を乗り越えれば、デジタルマーケティング等でご提供できる価値が増大するはずだと申し上げました。

壮大にも見える挑戦だけど、きっとできる。そう信じて社外に申し上げたこの内容が、少しずつ実現に近づいていることを感じられる社員総会になりました。

コロナ禍はまだ続いていますし、完全に乗り越えたとまでは言えませんが、この状況を逆手に取って各自が挑戦を続けたことで、組織は更に強くなりました。このまま努力を続け、もしノヴィータがコロナ禍を乗り越えられたら、そのリアルな手法を他社様にご提供でき、再現性をもって乗り越えられる可能性が高まるはずです。

今の良い流れを続けるために、2021年のOKRとして、「顧客と唯一無二の補完関係になる」が掲げられました。これまでとの大きな違いは「唯一無二」であることです。お客様のデジタルマーケティング・経営等における課題解決に向けて、継続的かつ長期的な関係を結ぶこと。そして社内同士でも、全社員でお互いの強み・弱みを把握して協力し、新しい収益を立てることを目指します。

 

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そして2021年は、中小企業の課題解決ソリューション開発に注力していきます。以下のようなデジタルマーケティングおよび経営の課題に対して、インターネット(ICT)を駆使し、DXの発想も踏まえ、何かしらご提案ができるかと思います!

【1】企業の売上や粗利アップに直結するデジタルマーケティング支援

  • 既存事業商材のWEBサイト、ランディングページ、バナー、メールマーケティング等を活用した見込み顧客の創出、プロモーション支援
  • セールス、クロスセル、アップセルを行っていくための最適なコンテンツ制作とプロモーション
  • 事業や商品を、中長期にわたり支持していただくブランドコミュニケーションの支援

【2】企業の安定した事業継続を支えるインフラ(組織・DX)支援

  • 自社のノウハウを活用したテレワーク環境やインフラ整備によるDX(Digital Transformation)支援
  • 企業の事業継続を支える採用活動、人材開発による組織作りや社内コミュニケーションの支援

【3】成果を定量的に把握し、再現性も高い経営企画業務の支援

  • 数字や稼働等、定量的な指標の管理による経営状態の可視化、施策の提案ならびに実行支援
  • 創業者や経営幹部の思いを言語化し、社内外に広報

【4】働くママを取り巻く企業に対する各種支援

  • 「LAXIC」「BRAVA」のプラットフォームを活用した、働くママへリーチしたい企業や商品のブランディングやPR支援
  • やりがいを持った仕事をしたいママ人材の紹介、多様な働き方を支える設備や制度の構築支援


これらはノヴィータも当事者として困り、解決に向けて模索し、施策を行って解決してきたものばかりです。

このブログでは成長が見られる側面ばかりをご紹介をしてきましたが、まだまだ課題があるのも事実。上記紹介した自社の思いと強みがアピールしきれていないこと、各人が持つスキルに差があること、リモート下で連携にハードルがあることなど。でも、これらの課題が見えていて、打ち手を打っていることがまず、大事なのだと思っています。そのノウハウなども引き続き発信していきます!

 

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