ノヴィータ広報担当 中根です。
2月3日は、ノヴィータの設立記念日です。みなさまのおかげをもちまして、ノヴィータは設立16周年を迎えました。お取引いただいているみなさま、そしていつもご注目いただいているみなさまに深く感謝申し上げます。
引き続きのご支援をいただくとともに、ノヴィータが更に進化し課題解決に邁進するため、ご指導ご鞭撻をいただきたく、昨年の設立日ブログ(15周年) を踏まえ、この1年のことと今後について触れたいと思います。
2006年2月3日に設立されたノヴィータはもともと、バナーやランディングページを専門に制作する会社でした。バナーやランディングページだけでは解決できなかったお客様の困りごとに対応するため、WEBサイト制作を開始し、システム開発や人材サービスの事業を整えました。2013年ごろからは新規事業の取り組みを開始、種を蒔き続け、今の自社サービスにつながっています。
柔軟な働き方は2016年頃から本格的に推進し、コロナ禍の2020年2月から全社リモートワークを行っています(正式移行は同年9月)。現在までまる2年、皆がリアルに集まらないまま、熱量はしっかり保ちつつ、全国各地の仲間とともに様々な課題解決の形に対応できるよう、進化を続けています。
この組織づくりは、第1回「TOKYOテレワークアワード」推進賞(東京都主催)、令和3年度「テレワーク先駆者百選」認定(総務省主催)にもつながり、社外からの評価もいただきました。
過去にも設立記念日にブログを書いています。ぜひ、ご一読ください。
2017年設立記念日(11周年)・2018年設立記念日(12周年)
2019年設立記念日(13周年)・2020年設立記念日(14周年)
2021年設立記念日(15周年)
デジタルマーケティングの実践により、成長が加速
昨年の設立記念日ブログでは「定期的・安定的に情報発信しつつ、それらの熱量を保ち、どなたかの行動変容につなげていく、出していく情報のマネジメントをしていく」という1年にしたいと申し上げておりました。
ツールについていた無料機能でブログを書き始めたことから始まり数年、2020年にNOVILOGとして独立し、記事の管理体制や発信を強化してきました。昨年は広報以外が書いたスタンス記事やノウハウ記事も増え、多様な切り口で安定的にアップできており、今後も、この傾向は強まっていくものと思います。
これらの発信のおかげで昨年は仲間と多く出会え、しかもすぐにご活躍いただいているという、ありがたい1年でした。リモートという働き方でオンボーディング(新しく入った社員が早期活躍するために行う一連の施策)が難しい状況にもかかわらず、です。まだまだブラッシュアップはしていきたいのですが、取り組んでみてのヒントも、発信したいと思っています。
また、昨年に引き続きマーケティングの強化意識が高まっていて、一部署にとどまらない、複数部署の複数人がトライを続けています。昨年まではやや手当たり次第にトライをしていたところから、外部の方々から体系的に学んで手法論を増やす取り組みへと発展。マーケティング活動の加速をきっかけに、結果的に個人の成長をも加速していっているなとも思います。
ノヴィータも自社で困り、全社で取り組むに至りました。現在の取り組みを続ければ、マーケティングの解決策を複数得ることにつながり、お客様へのご支援時にも説得力高くお伝えすることができると考えています。
自分たちの学びと実践を、地元の人に教える
豊岡市内在住のメンバーを採用し、事業所を開設してから丸3年が経過しました。現在は、デジタルマーケティングをOJTで学んできた経験をカリキュラムに落とし込み、地元の方に教える事業に発展。パソコンやスマートフォンを通じて商品を売る仕組みを戦略的に設計し、ビジネスに貢献する人材の育成を行う講座として「デジタルマーケティング習得コース」を作り、但馬技術大学校や豊岡市へ提供しています。
デジタルマーケティングのスキルによりビジネス貢献することを前提とし、さらに、仕事の特性から在宅勤務やテレワークなど柔軟な働き方を選べるようになること、という2つの側面で捉えています。
豊岡勤務メンバーは、これらの教育事業に携わりつつ、「ノヴィータのデジタルマーケティングを担っていくチーム」として再編成。ますますのスキルアップを目指しています。
教育事業は豊岡市のみにとどまりません。福島県在住のメンバーの「地元の発展に貢献をしたい」という強い思いがきっかけとなり、会津大学が提供する「ステップアップ講座」のうち、デジタル活用に関するオンライン講座を2年連続で提供しています。今後も、各地域でお教えする機会を持てるように、準備を進めています。
オンラインでの、継続的な発信を支援
教育系卒業生の約60%が学校教員になるという東京学芸大学ともお取り組みが深まっています。ノヴィータに東京学芸大学の卒業生が4人いたことなどをきっかけに、2019年末に共同研究契約を締結してからは、オンラインでの交流イベント「みちしるべ」を主催、様々なキャリアの卒業生にインタビューをして学生自身のキャリアを見つめながら、その開催内容を発信していくことを研究として行ってきました。
2021年は取り組みが発展し、東京学芸大学の新WEBメディア『edumotto(エデュモット)』の企画開発と、運営を支援することになりました。edumottoは情報社会に応じた教育情報の収集と発信、ならびに大学のブランディング広報の取り組みです。ノヴィータは自社メディアを通じて考えを発信し、社内でも教育支援職の知識を多様な働き方に活かしてきましたので、教育の探求を通じた社会とのコミュニケーション、大学のブランド向上に寄与するご支援ができるものと考えています。
2021年は、edumottoのようにコンテンツ制作支援、WEBメディア運営支援のご相談を多くいただく年となりました。マーケティングのデジタル化が加速し、WEBサイト制作のみならず、どのような内容をどのように発信するかを設計し、継続し続けることの重要度が高まっています。
ノヴィータのWEBサイト制作では決められたものを作っているわけではなく、それらが決まる前の大きな悩みからまるっと依頼され、企画提案から携わっていることが多くあります。サイト運用では数年お付き合いしているお客様も多く、管理面・企画面など運用でつまずきやすいポイントを押さえた、サイトの設計と開発が得意です。
また、多様な働き方を客観的に追いかけている「LAXIC(ラシク)」などのWEBメディアを自社で数年運営しており、WEBメディアでの「発信」がもたらす効果も体感し、よりよいコンテンツ作りを行うための体制も構築しています。サイト制作、WEBメディア等でお困りのことがございましたらぜひ、ご相談をいただければ幸いです。
ノヴィータ流「ジョブ型雇用」は組織づくりのカギ
ノヴィータの今年のOKRは、「他人、他チーム、他社と補完しまくる!」となっています。社内外の関係者それぞれに強みがあり、弱みもあり、相互に作用して良い関係を築いていくという意味をも込めているのですが、これは、社会の中のノヴィータをもっと意識し、社会に提案をすることも含めてであると考えています。
例えば、年始のご挨拶を兼ねてアップした、ノヴィータ流「ジョブ型雇用」についての記事。詳細はぜひ記事をご一読いただきたいのですが、「言語化を行い、期待値のすり合わせをし続けること」や、「事業がすなわち、就業機会の拡大や意欲・能力を存分に発揮できる環境につながっていること」などを通じて、多様な働き方を受け入れる仕組みのブラッシュアップを目指しています。リベラルワークという名前をつけたこの考え方を、自社内で磨き実践するとともに、社会にも提案していきます。
「LAXIC(ラシク)」などでご注目いただくこともあり、ノヴィータにおいて育児中のメンバーは半数ほど。他にも、傷病と仕事の両立、介護と仕事の両立など、様々な働き方のケースも受け入れてきました。これらはまだ社会全体で見ると十分受け入れられていないと言われていますが、ノヴィータで受け入れができているのは、先に申し上げたノヴィータ流「ジョブ型雇用」の仕組みがあったからです。
今年はLAXICのリブランディングを予定しています。「働くママであることを楽しくするために、自分にあった働き方を選べるように」というメッセージを2015年から発信し続けてきましたが、ノヴィータがいち中小企業として取り組んできた「傷病と仕事の両立」「介護と仕事の両立」なども合わせて、これまでより広いケースでの多様な働き方を取り上げていく方針になりました。今後は、WEBメディアでの情報発信のみならず、これらの状況の方を受け入れていく企業向けに、コンサルティングサービスや体制構築サービスなど、トータルでご提供していくことに力をいれてまいります。
あわせて、LAXICの活動から誕生した、駐在妻キャリア支援「CAREER MARK(キャリアマーク)」でも多様な働き方を支援する体制が整いつつあります。特に駐在妻という一般の人材紹介会社では見落されてしまう人材において事業を展開していますが、その中でポテンシャルに注目しキャリアを後押しする仕組みを構築しています。企業が強い組織になるためには多様な人材が欠かせませんが、この仕組みを使うことで、人材不足を解消しつつも多様な働き方を支援し、企業の持続的な活動をサポートできるよう事業を広げていきます。
キーワードのつながりを、より体現し提案する
インターネットを使ったマーケティングは、企業の事業を加速させるだけではなく、それを仕事にすることでテレワークなどの柔軟な働き方へつながっています。
設立時からずっと顧客企業に提供し続けてきたデジタルマーケティング支援。それに加え、昨年は柔軟な働き方を実現する「きっかけ」を提供していく教育事業を開始。どちらも行うことにより、2つのつながりを見せていけるようになってきました。
さらに、
多様な働き方を地元の方や地元企業にもたらしたり、多様な働き方ができる人がワーケーションをしたりなどを通じた「地方活性」。
インターネットでの情報発信から、期待感やコミュニケーションが生みだしていく「ブランディング」。
多様な働き方はオンラインや非同期コミュニケーションが多くなりますが、それらを前提に設計する「組織づくり」。
これらも巻き込んで、全部つながっています。
文字だけだと難解にも見えるつながりをノヴィータ自身が体現し、中小企業の方々のお悩みに寄り添いながら最適なものを提案していく体制ができつつあります。2022年は、これまで社内で取り組んできたものをもとに、社会に向けてわかりやすい提案を行い、事業そのものももっと磨いていくような年にしたいと思います。
昨年も多くを掲げていた「インターネットを使ったマーケティング」「コンテンツ発信」「ブランディング」「多様な働き方(ママの働き方も含む)」「テレワーク」「組織づくり」「地方活性」といったキーワードに対し、昨年よりもさらに論理的に、より多様なご提案が可能になってきました。これらについてぜひお困りの際にはぜひ、ノヴィータへお声がけください!
ノヴィータのサービスにご興味がございましたらお問い合わせください!
コーポレートサイトもぜひご覧ください。
仲間を求めています! 募集中の職種はこちらから(Wantedly)