ノヴィータ広報担当 中根です。
2月3日は、ノヴィータの設立記念日です。みなさまのおかげをもちまして、ノヴィータは設立15周年を迎えました。お取引いただいているみなさま、そしていつもご注目いただいているみなさまに深く感謝申し上げます。
引き続きのご支援をいただくとともに、ノヴィータが更に進化し課題解決に邁進するため、ご指導ご鞭撻をいただきたく、昨年の設立日ブログ(14周年) を踏まえ、この1年のことと今後について触れたいと思います。
2006年2月3日に設立されたノヴィータはもともと、バナーやランディングページを専門に制作する会社でした。バナーやランディングページだけでは解決できなかったお客様の困りごとに対応するため、WEBサイト制作を開始し、システム開発や人材サービスの事業を整えました。2013年ごろからは創業以来一貫して持っている「課題解決の思い」をダイレクトに解決する自社サービスも始め、様々な課題解決の形に対応できるよう、進化を続けています。
過去にも設立記念日にブログを書いています。ぜひ、ご一読ください。
2017年設立記念日(11周年)・2018年設立記念日(12周年)
2019年設立記念日(13周年)・2020年設立記念日(14周年)
社会情勢の変化で後押し、一気に展開
昨年の設立記念日ブログでは「これまで取り組んできたことをもっと結びつけ、新しい展開につなげる」という1年にしたいと申し上げておりました。
たまたま重なったのでよく覚えていますが、感染症拡大を受けて昨年の設立記念日から全員で在宅勤務推奨を開始。2017年からと早くからリモートワークを受け入れていたノヴィータにおいても、全社で取り組むのは初めてでした。皆がそれぞれ工夫をしながら続けたことで、数ヶ月継続しても幸い業務上の大きな混乱はなく、生産性も変わりませんでした。それを受けて、6月に全社フルリモートへの移行を社内周知(社外周知は8月)。そして現在に至るまで1年、常時8割以上がリモートとなっています。
数年前はまだ珍しかったリモートワークは、この1年でとても身近なものになったと思います。注目度が高まったことで、リモートワークを実現する社内の仕組みについて取材いただいたり、リモートワーク下での経営・組織づくりについてウェビナーで話す機会もいただいたり。全員で・常時やることになりこれまで以上にノウハウも溜まっていったので、我々自身も社外発信するように努めました。その中で、昨年まではどうにも伝わりづらかったルール面や文化面など、細部の仕組みについても、一気にご理解いただける機会が増えた印象です。
ブログ発信については、ツールについていた機能にブログを書き始めたことから始まり数年、地道に取り組んでいた仕組みづくりが整い、NOVILOGとして独立。記事の管理体制も整い、昨年後半から、広報以外が書いた記事も含めて安定的に出せています。
発信したいメンバーへの伴走も続けていますし、その人数も確実に増えています。準備していたコンテンツを出し始めてもいますので、多い時で週1以上の発信ができました。
また、ブログ以外の発信取り組みも増えた年でもありました。マーケティング環境の変化に伴い活動強化の必要性があったため、全社で「ノヴィータのデジタルマーケティング」に取り組みました。ノヴィータも自社で困り、全社で取り組むに至ったので、解決策を複数知っていることでお客様に説得力高くお伝えすることができると考えています。そしてこの1年で増えたもうひとつはSNSの運用。LAXIC編集部でTwitterの運用をはじめたり、受託で顧客企業のSNS運用を行ったりなど、情報を届けるチャネルとして取り組みが深まっています。
社会情勢の変化・それに合わせた組織の変化に伴って、偶然にも「想定よりも一気に」取り組みが結びついた年になりました。
デジタルリテラシーを活かし、社会課題の解決へ
ノヴィータが取り組んでいる事業には、社会課題に紐づくものが多くあります。この1年は、取り組み数が大きく増えたとともに、それについての発信も多くさせていただきました。
例えば、兵庫県豊岡市の雇用創出や、東京学芸大学との共同研究です。
豊岡市に事業所を開設してから丸2年が経過しました。市内在住の女性・ママメンバーを採用しましたが、どの方もデジタルマーケティングは未経験でした。OJTで学び、東京本社からの仕事を行うことからはじめましたが、今や自分たちで顧客を開拓し、案件を複数持つまでになりました。知識を活かし、自分たちが何をやっていきたいかをディスカッションした結果、豊岡に住むママに向けて情報や思いを伝えるSNSを開始するなどの取り組みも。昨年行った全社でのデジタルマーケティング強化の際にも、重要な役割を確実に対応してくれました。
東京学芸大学とは2019年末に共同研究契約を締結。研究内容は「企業人と在校生の交流によるキャリアへの影響」です。準備を進め、コロナ禍が襲ってきた2020年4月に在校生・卒業生の交流会をオンラインで初開催しました。教育系卒業生の約60%が学校教員になるという東京学芸大学の卒業生が、教員以外のキャリアについて在校生向けに情報提供やディスカッションなどを行うものです。ノヴィータは東京学芸大学の卒業生が4人おり、その経験から、教育支援職の知識は民間企業においてもキャリア形成に活かせるものと考えています。
上記の取り組み2つは、働くということの本質を明らかにする取り組みでもあると思います。ターゲットも、目下目指しているものも一見違いますが、働き方・経営・ジェンダー・教育…すべてが地続きであると、取り組む立場から強く実感しています。
その他、詳細は公開できていないものもありますが、他自治体、大学などとも取り組みを進めています。
働き方の取り組みとしてもうひとつ、LAXICをご紹介させてください。一見、メディア発信の側面が強く、働き方の取り組みと直感的につながりにくい要素もありますが、「自身がワーママであることを楽しくするために、自分にあった働き方を選べるように。そのために、より多様な働き方があることを紹介し、見せる」発想が始まりです。オープンから5年以上経ち、昨年は4代目編集長の小山に交代。真に課題解決に向かうため、企業向け・個人(ママ当事者)向けのコミュニケーションはじめとした発信以外の取り組みを強化しています。
豊岡市の取り組みも学芸大学の取り組みも、LAXICが大事にしてきた発想を入れ込んだものになります。LAXICから、駐在妻向けのキャリア支援サービス「CAREER MARK」もスタートしており、ノヴィータが取り組む「働き方」の様々な動きを語るにLAXICは欠かせない存在です。
挑戦してこそ提案できる。発信・広がりをマネジメント
今年は、ノヴィータにおける発信の中身が多様になり、情報の広がりもおそらく増えると予想しています。定期的・安定的に情報発信しつつ、それらの熱量を保ち、どなたかの行動変容につなげていくなど、出していく情報のマネジメントをしていく年になりそうです。
昨年からのコロナ禍で移動制限・接触制限があり、これまで事業活動・マーケティング活動でやってきた「当たり前」の多くが覆りました。そして、テレワークなどにより最適が極まって「偶然」がどこまでもなくなり、情報の分断が起こり、届けたい人に情報が届かない状況を引き起こしていると感じています。その中で、デジタルマーケティングや、発信の重要性は増しているはずです。
我々もそうですが、受託しているお客様のビジネスも然りです。そのために、ノヴィータ自身のデジタルマーケティング・情報発信の取り組みをブラッシュアップさせていき、別の方法をも模索しながら自社のビジネス課題を解決していきます。それをするからこそ、お客様のビジネスにおいても解決手段をご提案できるものと考えています。昨年から「情報を外に置く」ということができはじめてきたからこそ、情報をより広め、期待感をつくり、見ていただいた方のアクションにつなげたいです。
豊岡市での施策や、学芸大の共同研究のような、社会課題解決をダイレクトに行う提案も増やしていき、何かやった際にはその発信ももっと行っていく予定です。この1年間で確実に取り組み数が増えていますので、ぜひ出していきたいです。課題の解決を進めたいからこそ、これらも知っていただきたいし、共感してくれる方を広く(お客様として・一緒に働く仲間として)探したいと思っています。
会社が15年続いてきたことに感謝して、誇りに思いつつ、まだできていないことを探究心に変えて進んでいきます。引き続きご期待いただくとともに、「インターネットを使ったマーケティング」「ママの働き方」「テレワーク」「地方活性」「ブランディング」「組織づくり」といったキーワードでお困りの方からの、ご相談も是非お待ちしております!
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