NOVILOG

株式会社ノヴィータが運営するブログメディアです。メンバーのこと、文化や価値観、ノウハウ、様々な活動などについて発信します。

LAXIC 祝5周年!編集長 × ライター対談 “らしさ” をつくる私たちの強みとは?

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NOVILOGでも度々登場していますが、ノヴィータでは2015年からワーキングマザー向けwebメディア「LAXIC(ラシク)」を運営しています。「ワーママ=つらい」とされていた時流を踏まえて「ワーママを、楽しく」をコンセプトに、LAXICでは多様な働き方を実践する女性たちや企業を紹介してきました。今では「LAXICを運営しているノヴィータで働きたい!」というお声をいただけるまでに成長しています。

今年の8月で5周年を迎えたLAXIC。ノヴィータがこの事業に取り組む理由や今後のビジョンとは…? ノヴィータ広報の中根を交え、LAXIC4代目編集長小山佐知子とフリーライター飯田りえさんによる対談を行いました。

 

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フリーライター 飯田 りえさん(左)

関西の女性誌&MOOK編集者を経て上京、妊娠・出産を機にフリーライターに。雑誌・WEBなどで子育てや教育、食など、暮らしをテーマに編集・執筆を手がける。プライベートでは「とことん家族で遊び尽くす!」を信条に、夫と男児2人と、アクティブに過ごす日々。


ノヴィータ 新規事業開発室/LAXIC編集長 小山佐知子(右)

人材・広告会社などを経て2020年4月に「週3勤務・復業社員」としてノヴィータへ入社。企業に向け女性活躍支援を行ってきた実績を生かし、LAXICを社会課題解決のためのプラットフォームとしてさらに成長させるために奮闘中。プライベートでは6歳男児の母。

 

“半歩先” をいくLAXIC
伝えたいのは「目の前の課題と世界は地続き」だということ

中根:ライターである飯田さんは初期の頃からLAXICに携わってくださっていますよね。約5年関わってくださって、LAXICはどんなメディアだと感じていらっしゃいますか?

飯田:LAXICは取り上げるテーマが早いですよね。先駆的というか。例えば、今は当たり前になったテレワークという働き方も、LAXICでは2015年の立ち上げ当初から話題にしていました。しかもフルリモートという働き方。5年前の記事を読んでも全然古くないし、むしろ今読み返しても学びがあるくらいです。

中根:Webメディアの記事で「5年前の記事に古さを感じない」と言っていただけるのはとても光栄です!

飯田:LAXICは社会課題が表面化、大衆化する前に走り出しているな、という印象がありますね。一貫して「働きたいのに働けない人が働くためには?」といった普遍的な問題に取り組んできたからこそ、過去の記事も全く風化していない。webメディアとして、これはすごいことですよ。世の中の半歩先を進んでいる。だからいつも刺激をもらえるんです。

小山:この“半歩”というのがポイントなんじゃないかしら。LAXICの読者は自分らしく働きたい、両立したいという意識が高い方たちが多いけど、一歩先とか二歩先を行かれるような話題だと、頑張ろうにも心が折れそうになる気がしていて。その点、ほんの少し先を行く方の話やワークスタイルは再現性が高いですから真似しやすいんですよね。

 

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小山が編集長を務め、初期の頃から飯田さんにも執筆いただいている、ノヴィータ運営のWEBメディア「LAXIC(ラシク)」

 

飯田:子どもを連れていけるシェアオフィスがあるんだ、とか、子連れ出勤なんてできるんだ、とか、私自身、5年前のLAXICで知ったことは多くて、希望をもらいました。

中根:LAXICでは社会課題など、いわゆる硬いテーマを取り上げることも多いですが、飯田さんは元々社会問題の解決や社会貢献に興味がおありだったんですか? 直近では、貧困問題を取材してくださいましたが。

飯田:いいえ……。でも、今自分の目の前で起きている現実と、自分とは一見関係ない遠い世界で起きている(と思っている)問題が、本当は地続きなんだってことを、私はLAXICの取材を通じて強く感じるようになりました。
接点のない問題だったとしても、今目の前にいる自分の子どもが大人になったときに大きなひずみになってしまう。そして、結局は我が子をはじめ、社会全体に返ってくるんだ、と考えると、決して他人事には思えないんです。今抱える課題を先送りにしないで、次の世代にバトンタッチしたいじゃないですか。

小山:子育てを通して人生経験が深まってくると、難しい社会問題も自分ごと化できるようになりますよね。すごくわかります!

中根:ちなみに、取材で意識していることはありますか?

飯田:いち大人、いち母親として、インタビュイーと世の中をつなぐ、という意識で取材しています。読者の目線に立って取材することで、自分自身の考え方の古さに気づくこともありますし、だからこそ私たちの発信が読者の価値観もアップデートしたり一歩踏み出すきっかけになればと思っています。
目下半径1~2m以内のことでいっぱいいっぱいではありますが、すこし先のご近所とか、地域とか、少しずつ範囲を広げて考えらえるようになってくると、社会全体が繋がっているんだということに気づくんですよね。

 

発注者と受注者という関係を超えて、前例のないことに向かっていく「密」なチーム

中根:歴代編集長を全員ご存知の飯田さんは、LAXICチームの5年間の歩みを俯瞰してどのように感じていらっしゃいますか?

飯田:みなさん個性ある方々ですよね。それぞれ任期は長くないのに瞬発力が高いから、就任してすぐからご自身の色を出して走れる方ばかり。それぞれ濃かったですよね。
編集長が変わったり、時代が変わったりして取り上げるテーマが少しずつ変わっても、一貫して新しいものへの食いつきの良さは変わらずにあるなと感じます。いち早く新しい価値観を取り入れている。提案してくださる企画も興味をもって共感できるものが多いし、こちらの提案もおもしろがってくださいます。

小山:「まずはやってみる」という人が集まってくるチームですよね。自身の働き方も、コロナ以前から当たり前のように子連れ出勤していたり。ノヴィータもコロナ前から全社的に在宅勤務を取り入れていましたし。

 

 

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3代目編集長の鎌田薫さん(左)。ワーキングマザーでは珍しい“幼稚園ママ”として、時には子連れ出社や子連れ取材をしながら編集長の仕事をこなした。

 

中根:LAXICの周辺にいらっしゃる方たちは、社内・社外含め「新しい働き方」への関心が高い方が多いので前例のないことにも「自ら実践してみよう」と取り組んでいる方が多い気がしています。

飯田:そういう意味では、編集部やライターだけでなく、LAXICでインタビューさせていただく方々も先駆者気質の方が多いなと思います。例えば、まだ世の中にシェアオフィスがそれほどなかった時代に「ママのための託児付きシェアオフィスをつくろう!」と起業された方をいち早く取材していたり…。

小山:みなさん、当事者意識があり、世の中の先を見てアクションを起こしている方たちばかりですよね。

飯田:そうした時代の先端をいく方たちに会いにいける喜びは大きいです。一個人としては会えない方にも、LAXICのライターとして会いにいけるわけですから!

 

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働き方に関する旬なテーマにはなるべく早くアプローチしたい!と、コロナ禍はオンライン取材も多くなりました。右上が飯田さん、左上が小山、下が産業医の石井りな先生。

 

小山:社会課題の解決は一朝一夕にできないことですし、いろいろな人の協力のもとそこに向かって前進できると思うんです。だから私は、LAXICを通して出会ったみなさんを同志だと思っていて、勝手に「チームLAXIC」呼んでいるんです(笑)

飯田:LAXICの周りには、不思議と課題感や問題意識がある人たちが集まってきますよね。

小山:そうですね!だからまとまりやすいですし仕事もスムーズです。編集部内には「社内」や「社外」といった区分けはないですしね。

飯田:肩書ではなく名前で呼び合っている感じというか、立場を超えて「個人」として仕事をしている感じですよね。「飯田さん、こういうテーマ興味あるんじゃない?」と気軽に声をかけていただけますし。

小山「発注者と受注者」という関係性ではなく、一緒に作り上げてくださる感覚があり、本当にありがたいです。変な言い方ですが、いい意味でLAXICを利用してくださっていますよね。私もフリーランスとして働いていた期間が長いので、とてもいい働き方だと思います!

中根:飯田さん、小山さん、今日はありがとうございました。半歩先を見て、記事を通じて世の中をよくしようとしてくださる方々に支えられてメディアが成長したことを実感しました。

 

次回の記事では、今回の対談を踏まえ、広報の中根と小山がLAXICのこれからについて語り合います。



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