NOVILOG

株式会社ノヴィータが運営するブログメディアです。メンバーのこと、文化や価値観、ノウハウ、様々な活動などについて発信します。

距離を超えて仕事をするために大事な「思い」

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ノヴィータ広報担当 中根です。

私の業務の話にはなりますが、先日、取材対応のため兵庫県に出張してまいりました。社会人人生で初の出張、プライベート含め一人きりでの旅はもう何年もしていなかったこともあり、トラブルが何度か発生し(特急券を落としたりとか…汗)かなり綱渡り気味でしたが、どうにか無事に東京に帰ってこれました。在宅勤務をテーマに取材いただいた本件は間もなく露出予定で、近々メディア情報としてお知らせできると思います。

 

 

ノヴィータはインターネットを利用し、お客様や社会の課題解決を行う会社です。また、私自身も社会人期間ずっとインターネット業界で仕事をしてきました。インターネットは回線さえあれば場所に囚われなくて済みますし、インターネットがあるだけで仕事を進めるためのコミュニケーションにかかる時間が格段に短くなります。また、インターネット上だからこそ生まれる仕事もあります。

でも、今回、社会人人生ではじめて「出張」として実際の距離を動いて埋めてみたことで、見えてきたことがあるのでブログに書こうと思います。

 

距離があっても「実際」に勝るものはない

今回の出張では、仕事は一緒にしているけれど、距離があってほとんど会ったことがない方と多くお会いする機会となりました。今回取材くださることになったメディアの方、過去お世話になった記者さま、そして兵庫県内からリモートにて勤務している社内メンバー。会ったことがないだけで、インターネット上では何回もやり取りをしている方々ばかりです。

それでも、お会いできるというのは非常に大きいことでした。たった1時間程度の面会でも。日頃のお礼を伝えたり、自分が見ている世界の話をしたり、相手の見ている世界を教えていただいたりすることで、その方がどんな方かすごく理解できて、何より距離が縮まった気がするのです。

言葉を尽くして伝えるとするならば、「本当にその人がいらっしゃった!」と、自分の感覚の全てで再認識をするイメージです。今までは、存在するその人が所有するメールアドレスに自分はメールを送っていて、メールを送れば何かしら返事は返ってくる(返ってきた)と理屈ではわかっている状態でした。でも、その人に会った後の感覚から遡ると、当時は本当にその人がいらっしゃるのかの実感はなかったし、存在がぼやけている「誰か」が返事をくれているという感覚に限りなく近かったかもしれない、という感じが私はしました。

人だけではありません。今回道中に立ち寄った神戸市内のコワーキングスペースも、サイトで写真など見ていたけれど訪問してみることでイメージが固まっていく感じがありました。写真では雰囲気はわかるけど(写真すらないよりはまだ伝わるけど)、どうにも平面的にしか捉えられないし、行ったら全然違う雰囲気も感じられました。

「実際」に触れることができた時の気持ちを、自分自身だけで消化するなら、ここでおしまいでもいい。ただ、こうやってわかった相手の思いや自分の発見、その雰囲気を社内外に伝えることも自分の職責では必要。ではどう伝える?と、深く考えてしまいました。

 

お会いするのは初めてな方と待ち合わせ中の1枚。メールは何回もしているのに、かなりそわそわどきどきしていました

 

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訪問したコワーキングスペースは、イメージよりもずっと、開放感がありました。ちなみに「120 WORKPLACE KOBE」というところです

120 WORKPLACE KOBEについてはこちら

 

ラブレターを書いたことはあるか?

「在宅勤務」をテーマとしたこの取材中に、「(在宅勤務メンバーを募集する際に)ラブレターを書いたことがあるかを聞いている」と申していた推進者の小田垣。取材行程の最後に聞いたこともあり、先に申し上げたような感情と共に、この出張でお会いしてきた方々との時間を思い出していました。

我々がデジタルマーケティング支援で制作するコンテンツに含まれるものは、事実(機能やスペック)にとどまりません。人は、事実だけではその情報を受け取りにくいからです。人の心に届く状態のコンテンツとは、感情や情緒が占める割合が強くなります。

こうやって発信しているブログも同じです。ノヴィータが気になってくださるように、関わりたいと思っていただけるようにと、感情や情緒の要素を意識して混ぜています。さらには、場の空気感はその場にいないとほとんど伝わらないため、ノヴィータの社内にある「熱」を敢えて、文章や写真やその他の技術を尽くして明らかにしていくことが必要になります。

デジタルマーケティングだけでなく、このブログだけでなく、取材された様子を放映されるのも一種のラブレターのようなものだと思っています。視聴者の方がどう見てくださってどう思いが届くのか、とてもどきどきします。今まで自分たちだけでは届けることができなかったところまで、思いが届いて、一緒に仕事をしたり課題解決をしたりできたらいいなと思うばかりです。

距離を超えて、共に課題解決の仕事をしていくために

感情や情緒、熱を伝えていくのは(デジタルマーケティングやブログのような)1対多の話だけではなく、1対1のコミュニケーションでもいえます。社内社外も関係ありません。先ほどから申し上げている理由で、これらをインターネットでは伝えにくいならば、距離を埋める価値があるものだったとも気づきました。

私はこの出張で、取材対応をしながら、お会いした方々へラブレターを受け渡ししてきたのではないかと振り返って思いました。社外の方にお会いし、ラブレターを受け取り、ノヴィータとしてのラブレターを渡してきました。

また、社内にもラブレターは必要でした。兵庫のメンバーに向け東京からのラブレターを渡し、そしてラブレターを受け取り、最後には東京までラブレターを持ち帰りました。取材対応だけでなく実はそれも責務だったのではないかと勝手に思っています。取材の状況共有を通じて、東京メンバーと兵庫メンバーの社内コミュニケーションを増やすことができたので、一定の役割は務められたかなと思います。

 

取材中の様子

 

距離を超えるには、届けたい強い「思い」(たとえば、愛情や共感)があってはじめて成すことができるのではないかというのが今回の学びです。インターネットはとても便利な半面、思いを伝えられるよう考え尽くし、なおかつその強い思いを表す技術を使い尽くすくらいでないと、気が付かないうちにとても無機質になりかねないように感じます。少なくとも情報伝達やコミュニケーション活性を仕事にしていて、そこを日頃から気にしている自分ですら、オンラインでは超えられないものに初めて気づき、無力なことを強く強く見せつけられました。

ノヴィータでも在宅勤務メンバーを複数人受け入れておりますが、在宅勤務はもはやわかりやすく見える条件だけでない、繊細な心がけと、積み重ねた信頼関係と、お互いの強い「思い」で成り立っていると個人的には感じています。今回私が感じたような気持ちを分かち合える方と、距離を超えて、共に課題解決の仕事をしていければとても嬉しいです!

 

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