こんにちは、人事採用の笈田です。
ノヴィータでは2017年からリモートワークを導入しており、2020年9月から全社リモートワークとなりました。私はノヴィータのリモートワーク導入からまもない2018年から、兵庫県神戸市にある自宅で勤務しています。
コロナ禍をきっかけに、リモートワークを働き方の選択肢に入れている会社が増えましたね。採用担当という立場で社外の方と接していると、お客様からの期待や求職者の方からのニーズの高さも感じますし、人事という立場で社内メンバーと話していると、やはり柔軟さがあると働き続けやすいとも思っているところです。メリット・デメリット両方ある、リモートワークという働き方について考える機会が増えているのですが、そんな最中、「リモートワークスタイルチェック」というものを見つけました。
リモートワークと一言で言っても、会社ごとにやり方などが少しずつ違います。特に採用業務に携わっていると、求職者の方から「ノヴィータにおける『リモートワーク』は、実際はどんな内容なのか、どのような働き方なのか、具体的にはどうなのか」というご質問を多くいただく機会が増えました。
そこで、このフォーマットを使って「ノヴィータの『リモートワークスタイル』」を明らかにしてみることにしました。リモートワークスタイルを通じて、弊社の価値観を知る一端となれば幸いです。
ノヴィータのリモートワークスタイルとは
導入期間
継続してリモートワークを5年以上導入
2017年、遠方への転居が決まった社員に初めてフルリモートワークを導入。ライフスタイルの変化に伴い、退職ではなく働き続けられる選択肢を会社側と本人とで模索、フルリモートワークでの就業継続を実現している。
その知見をもとに翌年には4名のフルリモート社員を雇用、その後コロナ前の2019年には8名のフルリモート社員を受け入れている。
導入ポリシー
恒久的な導入であり、根本的な制度変更が行われることはない
コロナ禍を受けて2020年2月に全社員に在宅勤務を推奨。すでにフルリモート社員がいたことからオフィス外の勤務を想定した制度設計・勤務環境が整っていたこともあり、2020年9月から全社員を在宅勤務に移行した。
フルリモートワークへの移行に伴いオフィスも縮小移転、今後状況に応じて見直しの可能性はあるが、柔軟な働き方により就業が継続しやすいメリットも踏まえ、現時点では制度変更の予定はない。
マジョリティ度合い
全員が常にリモートワークの可能性がある(出社している可能性もある)
契約書対応や物品貸与対応・郵送対応や打ち合わせ等が必要なため、一部出社しているメンバーも3~4名いるが、出社頻度は週1~2日。それ以外のメンバーは全員リモートワークが基本。全員がリモートワークを基本としているため、通信費手当の支給がある。
社員同士の交流や客先訪問の後にオフィスに立ち寄って業務を行うメンバーもおり、オフィスを活用したいというニーズにも応えている。
申請・許可の必要性
申請や許可は必要ない
全社リモートワークが標準のため、申請や許可は発生しない。
適用範囲
業務にかかわる全メンバー(正社員以外も含む)がリモートワークを利用可能
全社リモートワークが標準のため、正社員以外のパート社員も全てリモートワーク可能。現在北は福島、南は福岡まで全国各地にノヴィータのメンバーが在籍している。ここ最近、地方在住メンバーが増えている。
出社義務
出社義務なし
全社リモートワークが標準だが、その人にとって最も生産性の高い環境で勤務を行ってほしいというトップの考え方がある。そのため職種や役割によっては出社しないとできない業務もあるため、リモートワークは選択肢の一つとして捉えている。
ちなみに人事担当の私は兵庫県神戸市在住、今まで本社に行ったのはたったの1回。
(しかも仕事ではなくプライベートで立ち寄った)
必要なサービス・アプリケーションの取り扱い
業務利用のサービス・アプリは全てリモート前提であり、リモート・非リモートの差はない
すべての社員に業務上必要なサービス・アプリのアカウントが支給されている。リモートが標準の働き方であるため、クラウドサービスが多く、そもそも差が発生しない。
情報のアクセス範囲
リモート/非リモートでアクセスできる情報に差はない
全社在宅勤務でリモートが標準のため、リモートワーク前提で設計されており、オフィス外からでもインターネットがつながっていればアクセス可能。
※役割等に応じて、適宜アクセス権限の設定を行っている。さらに、過去のISMS取得実績を活かし、リモート環境下に適した運用ルールにブラッシュアップ、月次・年次でチェックや監査を行うなど、情報セキュリティマネジメントを行っている。
同期・非同期コミュニケーションの割合
非同期コミュニケーションが中心だが、一部で同期的なコミュニケーションが必要
全社朝会や部署ごとの朝礼・夕礼、打ち合わせやその他会話した方が早い案件などは同期コミュニケーションを活用するも、非同期のテキストコミュニケーションも多い。これは、柔軟な働き方を受け入れている都合上、例えば昼には退勤したり、週1はお休みだったりなどが人によりあるため、非同期コミュニケーションが発達したという事情がある。もちろん、重要な局面では同期コミュニケーションを行うが、上記状況なので同じ時間に集まれること自体が貴重であったりもする。非同期であることを前提とした進め方を考えることも多い。
テキストコミュニケーションの割合
テキストが主で、補助的にビデオ通話・音声通話を用いる
slackやメールでのテキストコミュニケーションが活発に行われているが、テキストでは伝えづらいもの、会話したほうが早いものについてはzoomやGoogleハングアウト、slackのハドルミーティングなども利用している。
リモートワークはテキストコミュニケーションがメインとなるため、文章で適切に相手に伝えるスキルが必要となる。
コミュニケーション頻度
ミーティングに加えそれ以外でも日々活発にコミュニケーションを取る/雑談もそこそこ
週1回の全社朝会をはじめ、部署ごとに朝礼・夕礼を行っている。それ以外にも「もくもく会」といった、通話のみつないで同じタイミングで業務を行う会を実施したり、「よもやま会」では雑談の機会も提供している。
部門長やリーダーの参加や承認があれば、月2回「在宅交流手当」を活用することもでき、オンラインランチ会やオンライン飲み会も活発に行われている。
リモート環境においてはコミュニケーション量が減り、孤立するリスクもあるためそれを回避するための施策ではあるが、もともとノヴィータはチームで達成することを価値としており、支え合うためにもチーム内でのコミュニケーションをとる文化が根付いている。リモート環境であってもコミュニケーションを活発にとって働くことを目標としている。
働く時間
全員働く時間は定まっていないが、コアタイムなどで重なる時間が存在する
最適な選択肢がなく、大変迷った項目。ノヴィータには20通りほどの働き方があり、契約によっては定時勤務で働く時間が決まっているものや、フレックスであってもコアタイムは存在しないものなどがある。そのため、「全員働く時間は定まっていない」はノヴィータの状況には合わなかった。
どのように働きたいかは入社時・契約更新時に相談でき、自分の生活スタイルに合わせて勤務することが可能だが、ミーティングや顧客対応は調整が必要。勤怠予定はslackでの報告を必須としており、勤務不可の時間帯や日時がある場合は、Googleカレンダーで全社共有している。
その他の制度や特徴
- 一定の権限を持つ人物(役員など)がリモートワークを実践している
- 全社リモートワークが標準のため、役員ももちろんリモートワークを実践している。
- 対外的にリモートワークに関する発信・発表を積極的に行っている。
- プレスリリースや自社HP・ブログなどで、リモートワークの様子を発信している。ご興味ある方はぜひチェックしてみてください!
まとめ
以上、ノヴィータのリモートワークについてまとめました。ノヴィータで働く具体的なイメージを持っていただけたら大変嬉しく思います。
ご質問やご感想などございましたら、ぜひお気軽にお寄せください。
リモートワークスタイルチェックを作成してくださった@mugi_uno様、ありがとうございました。
リモートワークスタイルチェックに沿って質問に答えると良い感じにサマリを得られるサイトがやっとできた〜!#リモートワークスタイルチェックhttps://t.co/VivFo6p8WM
— mugi (@mugi_uno) 2022年5月16日
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