「協業でリソースを補い合い、息の長い魅力的なコンテンツ制作を目指す」株式会社ディーゼロ様

企業の広報活動において、オウンドメディア運用をはじめ「事業・商材に関する独自コンテンツを制作して発信」するコンテンツマーケティングの流れは10年以上続いています。
しかし、オリジナリティのあるコンテンツ制作には手がかかる反面、効果を即座に体感しづらく、継続が困難な側面があります。定期的なコンテンツの発信を目標としつつも実行できていないケース、運用開始したものの理想通りに進まず断念したケースも多く見られます。心当たりのある方も多いのではないでしょうか。

そんな中、ノヴィータでは、クライアント様の商材を購入するカスタマー向けのコンテンツの受託制作において、多彩な経験を積んできました。
今回はクライアント様向けコンテンツ制作のパートナーとして、ノヴィータへ複数の案件をご依頼くださった株式会社ディーゼロ様に、協業とコンテンツ制作についてお話をお伺いしました。

良質なコンテンツと信頼できるスケジュール管理が発注継続の決め手

インタビュアー
この度は弊社への発注のみならず取材にもご協力くださりありがとうございます。業種を問わずクライアントのご要望に向き合った多種多様な制作実績をお持ちのディーゼロ様が、何をきっかけに弊社へお声がけくださったのか、発注継続の決め手は何だったのか、改めてお話いただけますか。

内海様
弊社は20年以上Web制作に携わっているものの、クライアント様の商材向けの独自コンテンツ制作においては、効果的な手法を取り入れきれていないと感じていました。そこを強化していこうという話になった時、前職の上司にあたる人間からノヴィータさんを紹介されたんです。

新津様
最初に依頼した案件で、ノヴィータさん側が用意してくれた原稿を読むと、文章の良さはもちろんのこと、挿入画像の指示などが非常に的確でした。読み手に与える印象まできちんと考えた上で作ってもらえているというのがよく伝わってきたんです。そういった丁寧な記事作りの姿勢が発注の決め手でした。

内海様
初稿の時点でクオリティが高く、手直しする必然性が少ないんですよね。弊社があまり手を入れることなくクライアント様へのご確認に出せるのも助かりました。
クライアント様からの追加要望に対してもかなり柔軟に修正対応してくださり、スケジュール管理もしっかりしていたので、とても仕事しやすかったです。　

インタビュアー
先方のご都合もあるため、受託案件は各種スケジュールをビシッと確定するのが難しい時もありますよね。

内海様
原稿確認後の返事がなかなか来なかったりと、どうしてもスケジュールが遅れてしまう時はあります。他の制作会社さんだと「ちょっと納期に遅れそうです」とか「やっぱりライターさんと調整ができません」とか言われてしまうこともあるんですが、ノヴィータさんはその辺りをかなり柔軟に対応してくださいましたね。
ただ「遅れそうです」と言うだけでなく「納期を少し伸ばしてほしいですが、ここまでにはできます」と、可能な納期をご提案してくださるのもありがたかったです。
ご負担になってしまう部分は恐縮ですが、その時点での最善策をノヴィータさん側から提示してくださることでコミュニケーションのストレスがかなり減ります。
そのあたりも継続的にご依頼をしたいと思った理由ですね。

同じWeb業界同士、使用ツールを統一して足並みを揃えられた

インタビュアー
ありがとうございます。弊社側のアウトプットが、御社の期待に応えるクオリティになっていたようで幸いです。スケジュール管理についてもお褒めいただき嬉しく思います。
逆に、何かご要望、改善点などはなかったでしょうか。

内海様
特にこれといった改善点は思い当たらないです。むしろこちらがご不便をおかけしていないか心配になるレベルでした（笑）

インタビュアー
とんでもないです。

内海様
「ノヴィータさんがきっちりフォルダ整理してくれているのに、こんな風にデータを置いてしまって大丈夫かな」なんてことを気にしていましたね（笑）
そういった各種データのやりとりはデータ管理ツールを利用していましたが、「画像データはこの『●●●●』というフォルダに入れてください」など、業務に必要となるデータを、きちんと整理したうえでご案内くださって非常に助かりました。
弊社側で利用しているデータ管理ツールだけではなくプロジェクト管理ツールも利用して対応いただけてスムーズでしたね。

インタビュアー
プロジェクト管理ツール利用にハードルが低いのは同業ならではの強みと言えるかもしれませんね。
「共通ツールを使いましょう」「データの受け渡しはここでやりましょう」などコミュニケーションルールの部分から提案、統一させていただいて、円滑に案件を進めていけたようで何よりです。

納品は終わりではない。魅力的なコンテンツを継続して提供し、息の長いサイトを育てていきたい

インタビュアー
今後、Web制作やコンテンツ運用等において弊社はどのあたりでご協力できそうでしょうか。

内海様
我々は現在、クライアント様のサイトリニューアルを担当することが多いです。
リニューアルとなると中身の入れ替えや、デザインを綺麗にしていくなどのご支援が限度なので、そこにどう追加で集客するかが課題となっています。
御社からエンドユーザーさん、カスタマーの興味をひけるコンテンツを追加でご提案いただくことで、更に人を呼び込めるサイトを作り上げていきたいですね。またそれだけでなく、末永く育てていけるサイトも目指していけたらいいなと思っています。

インタビュアー
クライアント様からサイト制作を受託する我々には、どうしてもできることが限られてしまうことはありますね。
ただ、ノヴィータではクライアント様の先にいるカスタマーのニーズを想定したコンテンツ制作ができますので、そこで集客に貢献していきたいと考えています。インタビュー記事やノウハウ記事など、カスタマーが商材を購入するプロセスや、カスタマーの課題解消につながる記事制作に今後も取り組んでいきたいです。
とはいえ、これらのコンテンツを作れたとしてもすぐに結果が出るというわけではないので、息の長い施策になるものをどう作っていくか。そこも課題だということですよね。

内海様
そうですね、制作や施策面でも工夫し、継続的にクライアント様のサイトの価値を保てるようにしたいです。
やっぱりリニューアルの効果ってリニューアル直後にしか目に見えなくて、結局どんどん過去のものになっていってしまいます。ずっと価値を保ち続けるのは難しいですね。
その課題解決のためにも、ノヴィータさんのようにコンテンツ制作に知見のある会社さんと組ませていただいて、付加価値となるプラスワンをどんどん追加していければ、ずっと価値のあるサイトにしていけるんじゃないでしょうか。そうやって廃れないサイトを共同で作り上げていけたらいいですね。

新津様
私も、入れ物を入れ替えるだけのサイトリニューアルをしても本当に望むような効果を出すのは難しいのではないかと思っています。
クライアントとしても、我々としても、コンテンツの質を上げていくためにライティングは欠かせない重要なポイントになってきます。　
インタビューを交えたり、時にはリライトだったりいろんな形態があると思うんですけれども、そういったところに力を入れていきたいです。

日下部様
今2人が言っていたこととほぼ同じですが、私たち自身もコンテンツの質を上げていきたいと思っているのは勿論、クライアント様からも「コンテンツ自体変えていきたい」などの要望をいただくことが多いです。
今後しっかりと体制を整え、そういったお客様の希望を実現できるようにしていきたいです。

編集後記

企業の発信において、発信が継続的であることも欠かせませんし、情報量が十分であることも欠かせません。Webリニューアルで担っていること、その後のコンテンツ発信で担っていること。これらをスムーズに実現するためのプロセスやツール、心がけについて、近い業態ならではの視点で情報交換を行う有意義な時間となりました。

企業同士の連携、協業は3月まで放送されていた朝の連続ドラマでも取り扱われていました。
異なる強みを持つ企業同士で力を合わせることで、新たな目標を達成できる。それはドラマやフィクションの世界だけでなく、現実世界でも十分に実現可能です。
「お客様のお役に立てそうな案件があるが、自社だけでは作れない要素がある」「確固たるノウハウを持つ人たちに、魅力的なWebコンテンツ制作を手伝ってほしい」、そんな時にノヴィータを思い出していただければ幸いです。
ノヴィータは独自コンテンツ制作や企業間連携についてご相談をお待ちしています！