NOVILOG

株式会社ノヴィータが運営するブログメディアです。メンバーのこと、文化や価値観、ノウハウ、様々な活動などについて発信します。

フロントエンドにおけるバリュー創出に向けて~お客様にアンケートを取ってみた~

こんにちは、フロントエンドチームリーダーの小山です。私たちのチームでは、ありがたいことに既存のクライアントからご依頼をいただくことが多いです。チームとしても以前から目標には「受注率・リピート率の向上」を掲げ、ご満足いただくためのサービス提供に努めていました。

チームとして更に高みを目指すために、既存の目標に加えて「高付加価値の創出」を検討することにしました。

継続してご発注いただいているということは、成果物のクオリティを一定以上評価されていると推察はできますが、「高付加価値の創出」を目指すとなるとそれだけでは足りません。継続してご発注いただくにあたり、我々のどのような点を良いと思ってもらえているのか我々自身が断言できる材料を持ち合わせていませんでした。

そこで、「受注率・リピート率の向上」「高付加価値の創出」2つの目標の達成に必要な要素を洗い出すところから始めようと、「アンケート」と「競合調査」で分析に必要なデータを集めることにしました。

クライアントを対象にしたアンケートで見えてきた、「ノヴィータのフロントエンドの強み」について皆さんに知っていただければと思い、今回の記事を執筆しました。一般的にいわれるフロントエンドの価値とは少し違った結果も出ているので、ノヴィータという会社のフロントエンドチームに興味がある方だけでなく、コーダーからレベルアップしたい方や、コーディングを発注する立場の方にもぜひ読んでいただきたいです。

アンケートを取った結果

フロントエンドチームに直接依頼をしてくださっているクライアントを対象にアンケートを実施したところ、「競合他社と比べてノヴィータが良い」部分について、回答いただいたほぼ全員に共通しているものがありました。それが以下の2点です。

  1. 制作品質が高い
  2. コミュニケーションが取りやすい

 

フリーコメント形式ではこのように評価いただきました。

  • 初回のお取引で感じたコミュニケーションのとりやすさ、一定の品質を担保できていること、能動的な対応が優れていることが2回目以降の理由になります。
  • 他の制作会社さんと比べて一番大きな違いは、当事者意識が強く能動的であることだと思います。
  • 詳細な指示をしなくても、内容を理解し対応してくれる。
  • コミュニケーション面で本当に助かってます。品質も満足しております。

 

コメントを元に、どのような点に満足いただいているかそれぞれの案件をもとに振り返ることで、ノヴィータの評価されているポイントをさらに掘り下げることができました。

  1. 制作品質が高い
    ⇒デザイン再現力が高い
    具体的には)要件定義を行い制作されたデザイン通りにしっかりコーディングできている
  2. コミュニケーションが取りやすい
    ⇒話がわかりやすい
    具体的には)相談しやすい、内容が分かりやすい、レスポンスが早い
    ⇒話が早い
    具体的には)案件を自分事で考えることでできる能動的な対応

これらの深堀りを通じ、現在クライアントに評価されている部分をさらに深めていくことが「高付加価値の創出」に繋がるのではと考えました。

競合調査のうえで自社との比較

私たちが評価されているポイントをアンケートで探るのと同時に進めたことがあります。それは競合調査です。競合がどのようなことを謳っているのか知らなければ、ノヴィータのフロントエンドチームならではの「高付加価値」は見えてきません。

そこで100社以上の競合他社を洗い出して定め、その中から特に競合すると思われる20社に絞り込んで詳細な調査を実施しました。

調査対象のサイトなどから価格感・提案内容・PR内容を調べ、そこから「競合が自社に持っている強み」「制作の金額感」「制作の納期」などを読み取りました。それを通じ、私たちのアウトプットと比較することができ、結果、自社であるノヴィータと競合他社との間にある差を検証することができました。

目標の再設定

アンケートによる自社の評価ポイントの可視化、そして競合と自社の比較。これらを行った結果、「高付加価値の創出」に向けて以下の目標を決定しました。

  • 制作品質は引き続き向上を図る。
  • 自社ならではの強みとして、コミュニケーションの強化を目標に追加する。

ノヴィータ、そしてフロントエンドチームは「チーム」での仕事を大事にしていますが、コミュニケーションスキルはどうしても属人的になりやすいものです。そこで、チームメンバーの誰が対応しても一定以上のクオリティでスムーズにやりとりできるように、「コミュニケーションの取りやすさ」ということについても以下のように掘り下げ・整理・言語化をしました。

  • 話がわかりやすいとは?
    • 伝えたい内容を簡潔にまとめられること
      • 必要なこと)結論を先にする/適切な接続詞を選べる/長すぎる文章を作らないなどの日本語能力の向上
    • 説明が論理的であること
      • 必要なこと)ロジカルシンキング、ロジカルシンキングをするためのトレーニング
    • 相手の立場を考慮した説明ができること
      • 必要なこと)相手の業界事情などを含めた立場に合わせた説明準備、相手の事前調査
  • 話が早いとは?
    • 何かを投げかけられたときのレスのスピードが早いこと
      • 必要なこと)「チャットなら◯時間以内」「メールなら◯時間以内」といったルール作りとリソース管理
    • 課題解消に関して検討スピードが早いこと
      • 必要なこと)ビジネススキル・技術的なスキルの両方

アンケート結果に出ているように、ノヴィータのフロントエンドチームは「話が分かりやすく、話が早い」と感じてもらえていることが、継続的な案件の相談・受注につながっています。ここの強みをチームとして伸ばすべく、コミュニケーションの取りやすさをメンバーで継続的に深めています。

今回アンケートに回答くださったクライアントに今後も継続ご発注いただくことも目指したいですし、他の方にも1度目のお取引で「次もノヴィータに相談してみよう」という気持ちになっていただいたり、相談がしやすいと思っていただいたりする結果や関係性を目指しています。今後も「高付加価値の創出」に向けて努力を続けていきます。

あわせて、コーディングの制作品質、コーディングフェーズでのコミュニケーションがお取引前でも伝わるような情報の発信なども考えていきたいです。

最後に

ノヴィータのフロントエンドチームは、現状でも制作品質の高さやコミュニケーションの取りやすさを評価いただいています。コーディングの制作品質や、コーディングフェーズでのコミュニケーション、あるいは両方についてお悩みがございましたら、ノヴィータへぜひご相談ください。

 

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