ノヴィータ広報担当 中根です。
今日は、WEBサイト、WEBクリエイティブ制作をする際のノヴィータのスタンスについてご紹介いたします。
ノヴィータは2006年の設立以来、多くのサイト制作を手掛けてまいりました。ありがたいことに、「サイトを作りたい」「サイトをリニューアルしたい」など、多くのお客様からご相談をいただきます。
インターネットが普及して久しく、このコロナの状況でオンライン発信にも注目が高まっている今、WEBサイトを作るのは当たり前といったような雰囲気が少なからずあります。だからか、「サイトはあるのが当然だから作る」というお客様がいらっしゃいます。「サイトは小綺麗に作るものでしょう」というお考えの方も。
我々はデジタルマーケティング活動のひとつとしてサイト制作を考えています。ですので、それはサイトという形になっていたらなんでもいいということになっていませんか? と思うのです。
本来はそうでないはずで、つまるところ「売上を上げるために」サイトを作られるのだと思います。サイトを作って効果が出ないと意味がないのです。サイト制作は手段です。つまりは、もともとの課題に目を向ける必要があります。
なんとなくではなく、確信を持った課題解決を
ノヴィータは、まずサイトを作る目的を明確にします。「知ってもらい、商品を買ってもらう」という目的になったとしたら、「それを誰に届けるのか」「届けるためにどう伝えたらいいのか」を考えます。
また、ノヴィータは、調査・分析をもとにした積み上げ型の制作スタイルを大事にしています。思い込みになりやすい制作物の前提箇所に時間をかけるということです。「どんな人が見るのか」「その人は何を見たいのか」に加え、「どんなキーワードで入ってくるのか」などをきちんと調査し分析します。届ける人がどういう人か、ニーズも探りますし、ご予算に応じてペルソナやカスタマージャーニーマップも作ります。
そうすると、ビジュアル的にも良いだけでなく、お客様の強みが詰まった訴求力のあるサイトができ、売れる根拠を持って作っているので、結果が出やすくなります。
目的に立ち返ることなく「クールな感じのサイトが良い」「トレンドのデザインを取り入れたい」などだけで作ってしまうと、ビジュアルはクールでトレンドを押さえたものになっていても、明確な判断基準がないので良いのか悪いのかわからない状態に。前提がないと、結果が出るのか出ないのかがわからない、運任せの制作になってしまうのです。
ノヴィータでは、上記理由もあり「ただただ、言われたそのとおりに」作ることはありません。手段としてサイトが最適でない場合は、サイト以外の作成を提案することもあります。なんとなくではなく確信を持って課題解決ができるように、常に目的に立ち返った上で、クリエイティブを制作しています。
結果が出る、強いコンテンツの作り方
サイトを作る目的を明確にし、調査・分析を行うスタンスをご紹介しましたが、それだけでは足りません。お客様のビジネスターゲットを踏まえ、サイトの中身となるコンテンツを用意しますが、状況はそれぞれのお客様や商材で違います。お客様が求めている情報と強みを掛け合わせることで、ビジネス貢献するサイト・ビジネス貢献するコンテンツになります。
すなわち、訪問者が求める内容がそのサイトにあり、なおかつお客様や商材の強みがコンテンツに含まれていることで、結果が出る「強いコンテンツ」となるのです。これを作るべく、ノヴィータは積極的に関わります。
作るサイトを強いコンテンツにするために、ノヴィータでは以下のように作っています。
1:ご要望を伺い、整理します。その中でお客様の強み、商材の強みも明らかにします。ご要望にないものでも、最適と思ったものがあればご提案します。
2:サイトの今の訪問者と、ターゲットの検索動向を分析し、ターゲットが何を求めているのかを明らかにします。
3:ターゲットのニーズに合わせたコンテンツを作ります。ターゲットへの届け方は、サイトだけではなく、ホワイトペーパーやメルマガなど多岐にわたり、最適な方法を選択します。
4:ターゲットがサイトに訪問してくれるようになり、売れたり、問い合わせが増えたりなど結果が出ます。
5:これらは分析をもとに制作しますが、うまくいくことばかりではないし、予想通りに行かないこともあります。そこを1つずつ検証し、改善し、更に振り返って施策を変えていきます。このことにより、結果が出る強いコンテンツ、強いサイトに近づいていきます。
お客様が自覚していない強みを、客観的に見つけることも多くあるので、このような流れにさせていただいています。
WEBプロダクションの皮をかぶったソリューションカンパニー
ノヴィータはもともとの課題に目を向け、それを前提に制作することが得意です。なので、調査分析、そして改善活動の重要性に共感いただけるお客様の力になりたく、WEB制作という範囲を飛び越え、「WEBプロダクションの皮をかぶったソリューションカンパニー」というスタンスでやってきました。
とあるお客様は当初、「サイトをリニューアルしたい」とだけご依頼をいただきました。その際、このブログに記しているような「今のサイトや事業に関して調査しないと、効果の出るサイトは作れません」というご提案を申し上げた結果共感していただき、ノヴィータに依頼していただきました。
また、大規模サイトリニューアルのための調査依頼をくださったとあるお客様は、ステークホルダーが多く「サイトの何を改善したらいいかわからない」状態だったそうです。調査分析結果をご提出することで方向性を示し、事業や組織そのものの課題の明確化ができたばかりでなく、競合他社のサイトの傾向がわかり、他社の良いところを参考にできたとのことでした。また、細部課題も提示したので、スモールスタートでサイト改善に動き始めることになりました。
これらの分析はWEBサイト制作のために行っているものですが、お客様のビジネスと強く紐づくためビジネスにおける資産ともなりえます。後者のお客様は、まさにそのように活用いただけた事例です。
私たちも、自社の経営や組織運営でこのような考え方が大事だと考えているからこそご提案をしておりますので、受け入れていただけることや共感をいただけることは非常にありがたいです。
ただ、ソリューションカンパニーになるためには、こうやってキャッチフレーズをうたっているだけでは全く足りず、ビジネスと制作両方の知識(目線)がないとできませんし、怠らずアップデートしないといけません。
ノヴィータは、「組織の改善活動に終わりはない」ということを自覚し、粘り強く組織改善活動に取り組んでいます。今回のブログも、営業活動のアップデートができないかという取り組みが始まり、このブログと同じ内容の資料を作成しました。そういったプロジェクトなど、いろいろやっているから、「ただの制作会社ではない」自負があります。
ノヴィータでは2017年から地方でのフルリモートワークを受け入れており、コロナ状況を踏まえた全社での在宅勤務も他社に先んじて2020年2月から行っています。5ヶ月経ちますが、リモート環境に社員皆が慣れており、コミュニケーションも問題なく行えております。これも組織の小さい改善活動がもたらした結果だと考えています。
これからも、「制作会社ではない」ソリューションカンパニーであり続けられるよう、社内外で努力を続けていきます。WEBを通じてビジネス課題を解決したい方、WEB周りと合わせてビジネスのお困りごとがある皆様にはぜひ、お問い合わせをいただければ幸いです!
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