みなさん、はじめまして。2022年新卒入社予定で、現在Webソリューション部にてインターンをしております、小形です。今回、インターンの一環として取材記事作成のお話があり、先輩社員にインタビューいたしました。
この記事では、先輩社員の産休育休での過ごし方やどのように復帰をなさったのか、また社員を支える会社の運営の視点からどのようにサポートされているのかをお聞きしました。
- 先輩社員に話を聞く機会としたい
- リモートでのインターン経験を深めていく機会としたい
- 「ノヴィータとしての発信」がどういうものなのかを体験する
- 編集・発信を体験する
上記を目的として、社長の三好さん、先輩社員でありノヴィータで2度の産休育休制度を取得された川田さん、同じく先輩社員でありノヴィータの制度運用に関わりご自身もママとしてご活躍されている國安さんに取材しました。
産休育休制度について
まず、産休・育休制度についてご説明します。
産休とは、産前休業と産後休業のことです。産前休業とは、出産予定日の6週間前から請求すれば取得できるものです。そして、産後休業とは、出産の翌日から8週間は、就業できない決まりです。ただし、産後6週間を過ぎた後、本人が請求し医師が認めた場合は就業できます。また、この休業はどなたでも取得できます。
それに対し、育休とは育児休業のことで、1歳に満たない子どもを養育する男女の労働者は、会社に申し出ることにより、子どもが1歳になるまでの間で希望する期間は育児のために休業することができます。育児休業は取得できる方の要件が決まっているため、条件に当てはまる人は取得可能となっています。
ノヴィータでの運営
國安さんによると、ノヴィータの産休育休制度は基本的に育児介護休業法に則って運営をしています。そして、産休育休の取得を予定している人が安心してお休みできるように管理チームは各種手続きの業務フローを整えています。そのため、取得をする方は、運用側からのサポートの下、産休前に会社が行うべき手続きに関して説明会開催の上でお休みに入る準備をすることができます。
また、雇用保険に加入していると育児休業給付金を受け取ることができます。これはノヴィータが申請をし、国が育児休業者へ支給します。事業主の申請が2ヶ月に1回の場合、育児休業者への給付も同様に2ヶ月に1回となりますが、ノヴィータでは、育休を取得している人が毎月のお給料と同じタイミングで受給できるように毎月申請しています。
國安さんを始め、運用している方々の取組により、月に1度の給付金を育児休業者は得ることができます。また、社員のことを考え寄り添ったサポート体制は、自分のことを考えてくれていると自覚でき嬉しいものだと思います。多くのママさんが働いているノヴィータでは、出産や子育てに対する理解があり、業務上の相談だけではなく、子育てに関しても相談しやすい環境だと思います。
産休育休での生活や復帰について
●産休制度のみを取得された三好さん
三好さんは、雇用主であり、育休の保険給付がなかったため、育休は取得せず産休を約3.5ヶ月取得されました。当時、ノヴィータで産休取得の前例がほぼ無かったということもあり、お子さんを迎えるにあたって先々の想定をすることが難しかったと仰っていました。4月のタイミングで仕事復帰をしようとイメージしていた三好さんでしたが、産後1ヶ月ほど経った頃から復帰のことを考え始めた時に、待機児童問題もあり、条件にあう保育園を見つけることができませんでした。保育園をどうしようか悩んでいるときに、現在の代表取締役会長である小田垣さんに相談し、会社に連れて来たら?と提案され、これがきっかけとなり子連れ出勤を約5ヶ月間されていたそうです。
●2度の産休育休制度を利用された川田さん
川田さんはノヴィータで2度の育休を取得されました。産休に入るまでは体調を優先しながら通常通りの業務を行なっていましたが、なかなか外出できないままあっという間に出産間近となり、慌てて育児用品を買いに行ったそうです。大型ベビー用品などは先輩パパママ社員の方々から譲り受けたものも多く、社内で育児情報の共有ができ安心だと言っていました。川田さんの住んでいる地域では待機児童の数が多く、受け入れに余裕のある0歳クラスから入園させるため、出産後はすぐに保活を始めました。保育園の入園選考には各自治体ごとに設定した指数があり、就労状況や家庭環境によって加点が調整され、ポイントが高いほど入園の優先度が上がります。預け先がないと復帰が難しくなるので、居住地の保育園情報は早めに収集しておく必要があるそうです。入園選考通知を受け取ると、復帰準備が始まります。復帰の1ヶ月くらい前から上長と面談を行い、復帰に向けたプランを作成しました。また、上長だけではなく子育ての先輩である社長の三好さんにも相談し、育児をしながら働くことについての経験談を聞いたそうです。
まとめ
ノヴィータは社員のライフスタイルの変化に柔軟に対応し、社員の皆さんもその時々に合わせて臨機応変にアクションを起こしています。例えば、先ほどお伝えした、復帰前に上長と面談があり復帰した時のプランを立てることも当てはまります。ノヴィータの制度は経営者の想いによって作られ、國安さんのように運用している方の気遣いによって成り立っています。社員の皆さんが、その時の状況に合わせて行動されているので、日頃からチームでの連携がきちんとされていると思います。
また、産休や育休を取得できることは、周りの協力もあって可能となりますが、制度を取得される方の努力もあります。三好さんは、産休のみ取得でそもそもお休みする期間が短く、先に産休や育休を経験された社員の存在も少なかったと仰っていました。お仕事に復帰されるまでの間で、休める期間も短く、休めると言ってもお子さんを出産し子育てすることは三好さんにとって初めての経験だったので、出産以前のように自分の思うままに行動することは難しかったと推察します。復帰をした後でも産休取得以前と取得後でのギャップもあり、子連れ出勤という新しい働き方にも挑戦されました。川田さんは、近くに育児をサポートしてくれる人がほとんどいない中、孤独な「孤育て」にならないよう、育休産休中はSNSなどを活用して居住地の子育て情報や保育園情報をこまめにキャッチしながら過ごしたそうです。復帰後もお仕事と育児の両立や時短勤務など慣れないことだらけで大変だったと思います。お仕事をしつつ2人のお子さんをそれぞれの成長段階に対応しながら育てることは奮闘の日々で、簡単にできることではないと思います。
取材を終えての感想
私は、違う部署でインターンを行っていることもあり、インタビューを受けてくださった三好さん、川田さん、國安さんとは、お話をする機会がなかったので今回の取材でお話を聞くことができてとても嬉しかったです。取材をしていく中で、みなさんの子育てのエピソードや(この記事では触れていませんが)将来についてなどたくさんお話を聞くことができました。また機会をいただけましたらお話を聞きたいと思っています。今回の取材にご協力いただきありがとうございました。
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